Chietetra

日常がときめくリバティファブリックポーチ

「天気の子」どんな世界で生きていきたいか。

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「天気の子」を観に行ってきました♡

良かった。感動しました。

 

(感想と共に少しだけストーリーも書くので、観るのを楽しみにしている方は読まないでくださいね。)

 

 

以前、「君の名は。」を観て大好きになって、公開中は映画館に何度も観に行ったほど。

「天気の子」も新海誠監督の作品なので、ずっと楽しみにしていて・・今日やっと観に行けました。

君の名は。」の主人公、三葉と瀧くんも少し出演していて嬉しかったー♡

 

 

 

 

『天気なんて、狂ったままでいいんだ!』と

主人公の帆高くんが叫んだシーンが印象的で。。

 

目の前の大切な人の命と引き換えに

世界が調和へ向かうとしても、

世界を救うより

目の前にいる大切な人を失いたくない。

救いたい。

世界が、天気が、狂ってしまうとしても。

 

帆高くんは、何かを求めて突き動かされるようにして離島から東京へ出て・・・

そこで出会ったのが陽菜で。

その陽菜を失ってしまうなんて。。。

陽菜を失ってしまったら、

どんな調和のとれた世界になったとしても

生きる意味なんてなくなってしまうはず。

 

 

わたしたちも、意識していなくても

何かを犠牲にして

目の前の大切な人たちや生活を守っているんだと思う。

 

過去に戻ることはできないから。

この狂っている世界で、

これからも狂っていくだろう世界だとしても、

いま・現在で、

もがきながら生きている。

その中で、

「愛にできること」を探しながら

生きている。

 

自分と、自分の大切な人のために。

それで世界が変わってしまうとしても。

 

 

 

世間では・・

誰か人のために生きることは

とても美しいことのように言われることもある。

だけど、

自分自身のために生きる。

それが本当に大切なことだって

伝えてくれている映画でもあるのかな。

そんなふうに思った。

 

自分自身のためって

エゴ剥き出しで生きるという意味ではなくて。

魂のため。

自分の魂が喜ぶ生き方をすること。

 

 

「天気の子」の主人公、陽菜は

人のために祈っていた。

人のために自分の能力を使いはじめた。

 

それって、初めは喜びを感じることなんだと思う。

人に喜んでもらえることって嬉しい。

だけど、魂からの喜びではなかった。

それは魂を削るような行為。

だから陽菜は人のために祈れば祈るほど

身体がなくなっていってしまったのだと思う。

 

よくある映画のストーリーなら、

陽菜は世界のために命を捧げて

命と引き換えに

世界に晴れをもたらし

世界を救うヒロインになったかも。

 

「天気の子」は違った。

 

世界は救えなくても

目の前の大切な人を救う道を選ぶ。

混沌とした狂った世界で

生きていかなければいけないとしても

目の前の大切な人がいれば大丈夫。

それが本当の幸せなんじゃないか。

そんなメッセージが含まれた映画。

 

この世界に住む私たちも、

ヒーローやヒロインなんて

現れない世界に住んでいる。

それが、リアリティ。

 

 

 

陽菜を失ってしまうかもしれない。。

陽菜を取り戻しに行った帆高は

『自分のために祈って』

陽菜に伝えた。

 

『自分のために祈って』という

帆高の言葉で

陽菜は自分自身のために、

自分と帆高のために祈ることにしたのだと思う。

『晴れにしてください』って。

人のためじゃなく、

自分自身と、大切な人のために。

 

だから

あのラストシーンになったのだと思う。

感動しました♡

 

 

 

『世界の秘密についての物語』

というナレーションが映画の初めにあった。

壮大な・・過去からの秘密を

物語として私たちに何か伝えてくれているのだと思う。

 

去年、壱岐島で公演があった

「天の河伝説」というミュージカルを観に行ったのだけれど、

そのストーリーとも繋がっていた。

 

 

「天気の子」の

 陽菜と帆高の物語。

君の名は。」の

 三葉と瀧の物語。

千と千尋の神隠し」の

 千尋とハクの物語。

 

この3つの映画は世界の秘密の物語。

わたしはそう感じている。

秘密は断片しか感じとれないけど。

 

「天気の子」の

ラストに近いシーンで

陽菜のチョーカーが切れていたのは・・

きっと、世界の秘密の断片。

女神さまの封印が解かれたことが描かれているのだと思う。

 

 

帆高くんが家出をしたばかりの頃に読んでいた

キャッチャー・イン・ザ・ライ」は

昔、わたしも何度も読んでいて好きだった物語。

(昔は「ライ麦畑でつかまえて」って日本語のタイトルだった気がする。)

好きな本が、映画に出てきたのも嬉しい。

キャッチャー・イン・ザ・ライ」も

何が本当に大切なのか、考えさせられる物語。

 

 

 

映画のシーンとシンクロした音楽

「愛にできることはまだあるかい」も素敵だった♡

 

 

 

 

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